ソロモンの偽証 あらすじ。 ソロモンの偽証 後篇・裁判/あらすじとネタバレと感想

ソロモンの偽証 後篇・裁判/あらすじとネタバレと感想

ソロモンの偽証 あらすじ

1人のクラスメイトが屋上から飛び降りた(落とされた?)事件を巡り、なんと中学生による「学校内裁判」が開かれます。 被告人・弁護人・検事はみんな中学生。 謎が謎を呼ぶ事件の裏には「嘘をついている=偽証している」人物がいるはず…。 いったい事件の真相は?犯人は誰? 物語の中心であり、また事件に深くかかわっているのは以下の人物です。 藤野涼子(主人公)…学校内裁判を提案する。 検察官 検事。 野田健一…柏木の遺体の第一発見者。 弁護助手。 柏木卓也…被害者(?)屋上から飛び降りる 大出俊次…容疑者。 有名な不良で裁判の被告人。 神原和彦…他校の中学生。 弁護人。 被害者とは塾で同級生。 三宅樹里…自称事件の目撃者。 大出俊次が犯人だと主張。 井上康夫…秀才。 裁判官 判事。 さて、犯人は? ネタバレ 「ソロモンの偽証」では物語が進んでいくにつれてさまざまな事件が起こったり、新事実が発覚したりします。 内容は「柏木は大出俊次の手にかかって命を落とした」というものでした。 この告訴状を書いたのは「三宅樹里」。 事件現場を目撃したと主張します。 三宅樹里は酷いにきび顔がコンプレックス。 その顔から地域一番の不良・大出俊次にいじめられていた過去があります。 そう、樹里が告訴状を出した一番の理由は「大出俊次に復讐するため」だったんですね。 しかし、犯人は大出俊次ではありません。 大出俊次には犯行時間帯のアリバイがあったのです。 これで、樹里の証言は偽証だったことが明らかになりました。 また「ソロモンの偽証」では最初の事件以降も、怪しげな事件が続きます。 樹里の友人・浅井松子が交通事故にあい命を落とす。 クラス担任が刺される。 大出の家が放火される。 いかにも「これは真犯人が次々と事件を起こしている!?」という印象を受けますが、実はこれらの事件は本筋とは無関係。 クラス担任はヒステリックな隣人に理不尽に妬まれて刺された。 大出家放火の犯人は大出俊次の父親だった(放火の理由は私情)• 松子は樹里が告発状を投函するのにつき合わせれていた。 告発状の差出人が樹里という噂が立ったので樹里に会いに行こうとしたところ交通事故にあう。 ネタバレを見てみれば「なんだそりゃ」と思われるかもしれませんが、このあたりは「人間の醜いところ」とか「社会の闇」みたいなものを描く描写なんだと思われます。 「ソロモンの偽証」は単に事件や学校裁判を描いた話ではなく、もっと大きな視点から社会や人間のリアルさを描いた作品でもあるのです。 犯人は神原? 物語が進んでいくと、頭のキレる弁護人・神原和彦が犯人として怪しくなってきます。 裁判の最後、検事の藤野涼子は証人として神原和彦を尋問することに。 そこで、神原和彦は事件の真相を語り始めたのでした。 ありていに言えば 神原和彦は柏木卓也(被害者)に悪意を持たれていたのです。 それは、とても正当性があるとは言えない悪意でした。 ・柏木卓也は幼いころから病弱で両親は卓也を甘やかしまくり。 卓也はワガママで歪んだ性格に育った。 ・一方、神原和彦は幼いころに両親を失い、不幸な境遇であるのにも関わらず人生に希望を持って生きていた。 卓也はそんな和彦の身の上の不幸を指摘し、絶望させてやろうと考えていたのです(うわあ、最悪!) しかし、卓也はいろいろと和彦にちょっかいをかけるものの効果はなし。 事件の夜、卓也は和彦を中学校の屋上に呼び出しました。 理不尽に怒り散らす卓也でしたが、最後には屋上のフェンスを乗り越え「(和彦が)帰るなら、飛び降りてやる!」と謎の脅し文句を投げつけます。 卓也の本心としては、もちろん飛び降りる気はなく、逆に和彦を落としてやろうと考えていました。 しかし、和彦はその脅し文句を無視して帰宅。 翌朝、転落した卓也が発見された、というわけです。 結末をふり返って つまり「ソロモンの偽証」の結末を大雑把にまとめれば• 「犯人はいない」• 「被害者の卓也は誤って屋上から落ちてしまった」 ということになります。 わざわざ他校から裁判に入り込んだ神原和彦は柏木の転落を「自分のせいだ」と思っていて、公の場で自分の罪を明らかにしたかったんですね。 しかし、一方で以上の真相は全て「神原和彦の証言」の内容です。 「本当の事件の真相」や「真犯人」が存在しなかったとは言い切れません。 非常に後味が悪い感じです。 原作「ソロモンの偽証」の結末では、後に教師となった野田健一が登場。 伝説の「学校裁判」について語りはじめるところで終わりです。 負の方程式 「ソロモンの偽証」には「負の方程式」という後日談があります。 舞台は20年後へ。 主人公・藤野涼子は弁護士になっていました。 ネタバレしてしまうと、なんと藤野涼子は神原和彦と結婚!夫婦になっていました! これもある意味「衝撃の結末」ですね。 ちなみに映画「ソロモンの偽証」キャストには「20年後の藤野涼子役」が存在します。 映画版の藤野涼子は教師になっているようなので、結末以外にも映画「ソロモンの偽証」では原作小説と違う部分があるかもしれませんね。 まとめ 原作「ソロモンの偽証」3部作からあらすじや結末のネタバレを紹介しました! でも「ソロモンの偽証」の面白さはミステリーのトリック以外の部分にあったりするので、ネタバレで「面白くない」と決めず是非映画「ソロモンの偽証」も見ていただきたいと思います。 最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。 U-NEXTなら初回登録から31日間無料! もらえるポイントを使えば、最新作 (レンタル作品)でも 課金なしで見ることができます。

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ソロモンの偽証のネタバレやあらすじ!結末を暴露します!

ソロモンの偽証 あらすじ

原作と映画は別物ですからね… 作者:宮部みゆきについて ・1960年生まれ。 東京都出身。 ・東京都立墨田川高校卒業。 ・法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。 ・1992年 「龍は眠る」で第45回日本推理作家協会賞長編部門、 同年「本所深川ふしぎ草紙」で第13回吉川英治文学新人賞。 ・1993年 「火車」で第6回山本周五郎賞。 ・1997年 「蒲生邸事件」で第18回日本SF大賞。 ・1999年 「理由」で第120回直木賞。 ・2001年 「模倣犯」で毎日出版文化賞特別賞、第5回司馬遼太郎賞 、 第52回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門をそれぞれ受賞。 ・2007年 「名もなき毒」で第41回吉川英治文学賞受賞。 ・2008年 英訳版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Award 受賞。 引用: ( 2019年9月更新)では 堂々ランキング1位です!! 今回紹介した「ソロモンの偽証」の他、「模倣犯」「ブレイブストーリー」など、多くの映画化もされていて、小説は読んでないけど映画の名前は聞いたことあるって方は多いのではないでしょうか? 宮部みゆきのおススメ本 『孤宿の人』 加賀様は悪霊だ。 妻子と側近を惨殺した罪で枯滝の小屋に幽閉された加賀殿の祟りを領民は恐れている…。 枯滝に下女として勤めることになった「ほう」は、頑なだった加賀殿といつしか心を通わせていく….

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映画「ソロモンの偽証」ネタバレあらすじと結末(原作 宮部みゆき)

ソロモンの偽証 あらすじ

真っ白な雪に包まれたある朝。 優等生の学級委員長コ・ソヨン 演:キム・ヒョンス はクラスメイトのぺ・ジュニョン 演:ソ・ジフン と一緒に、同じくクラスメイトのイ・ソウ 演:ソ・ヨンジュ が学校の花壇で死んでいるのを発見する。 自殺と結論づけられたソウの死だったが、ソヨンのもとに「ソウは自殺ではなく、不良のチェ・ウヒョク 演:ペク・チョルミン に殺害された」と告発状が送られてくる。 また、ソウの友人であったハン・ジフン 演:チャン・ドンユン もソウの自殺を疑っていた。 告発状の内容はマスコミにも流出し、騒ぎとなる中、放火、交通事故、暴行などの事件が多発する。 これ以上何も知らないふりでいられなくなったソヨンやジフン達は、イ・ソウの死の真相を明らかにするため、生徒たちだけで校内裁判を開くことにするのだが・・・。 その日優等生のソヨンは、クラスメイトのジュニョンと一緒に登校すると、花壇の中で亡くなっているソウの姿を発見!! 警察の捜査でソウの死は自殺と断定されます。 その後、ソヨンの元に何者から告発状が届くのです。 その告発状には、「 ソウは自殺ではなく殺された」と書かれていました。 学校側はソウの件について、自殺として事件を終わらせようとするも、目撃者の証言や不可解な事件が多発!! このまま終わらせることができないソヨンは、校内裁判で真実を明らかにすることを決意し・・・。 ソウの死の真相は明らかになるのでしょうか。 判決が出るまで、謎解きのような展開で面白かった。 そのときジフンの継父のギョンムンが登場。 ギョンムンは「 ソウの死はジフンのせいではなく、僕のせいだ」と話します。 ギョンムンはこっそり不正入学を行い、生徒たちの生活記録簿まで操作したりしたチョングク高校財団の非をすべて大暴露したのです。 続いてソウの死についてこのように話しました。 「チョングク高校と財団で自分の不正を隠そうとしたからだ。 そして、僕が自分自身の間違いを認めませんでした。 恥ずかしいです」 結局、ジフンは無罪という判決を受けたのです。 続いて裁判長はこのように伝えます。 「チョングク高校はソウに大きな絶望を抱かせた。 チョングク高校はソウの自殺に責任がある。 間違いを犯した。 当校内裁判はチョングク高校と財団に有罪を宣告する」 ヨンジュを殺したのは他でもない、チョングク高校と財団だったことが分かったところで幕を閉じました。 まとめ いかがでしたでしょうか? 宮部みゆきさんの小説「ソロモンの偽証」が原作となったドラマ『 ソロモンの偽証』。 今作の見どころはなんといっても、ソウの死を自殺として片付けようとした大人たちに立ち向かっていく高校生たちの姿です。

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