マリアンヌ 紋章。 【ⅩⅤ 悪魔】獣の紋章―FE風花雪月とアルカナの元型②

ファイアーエムブレム 紋章の謎 攻略

マリアンヌ 紋章

好きなお茶• ダグザの着香茶• シナモンティー• ラヴァンドラティー 有効な選択肢 新しい計略の提案 いつもありがとう お気に入りの場所 学校生活の思い出 危機一髪で助かった話 気になる仲間の話 これからのフォドラ 最近雰囲気が変わった 最近読んだ本の話 市場にいる子供の話 自分の秘密を教える 収穫を忘れる話 修道院の謎について 将来の夢 前回の戦闘の反省 釣り池の怪魚について 出会った頃の話 図書室の蔵書について 何でも相談してくれ 苦手を克服するには 猫の話 橋からの眺めについて 晩餐のお誘い 二人の将来について もっと仲良くなりたい 森に棲む鳥の話 紋章の有無について 浴室の設備について 理想の教師像を語る — 最後の質問 私といても、楽しくないですよね……? そんなことはない たしなめる — すみません、話が苦手で……。 何を話したらいいのか……。 考えを言う 応援する — 私のために時間を割くなんて、もったいないのでは……。 そんなことはない — — あんまり私に関わると、悪いことが起こるかも……。 そんなことはない たしなめる 考えを言う 先生も話すのが得意ではなさそうな……。 あ、私ほどではないと思いますけど……。 うなずく 落ち込む — 家に帰りたいわけではないんです。 義父も私を持て余しているようですし……。 考えを言う 応援する — 皆さんとも、自然に話せるようになってきました。 先生のおかげです。 うなずく そんなことはない — 私、もう大丈夫です。 前を向いて生きられていると思います。 うなずく 笑う 感心する これからもずっと、先生の近くにいられたら……いえ、何でもないです。 笑う 照れる —.

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マリアンヌ=フォン=エドマンド

マリアンヌ 紋章

前回の目次記事では、『風花雪月』の世界の 紋章がタロット大アルカナに対応していること、それを裏付ける 作中の証拠や、『風花雪月』の世界観とタロットの元型との 共通したテーマ、あと タロット 大アルカナの一連の ザックリした流れについて話してました。 その後ツイッターで最初に詳細解説する紋章を 「リーガンの紋章」 「ゴネリルの紋章」 「グロスタールの紋章」 「獣の紋章」 から(まだ教会と同盟しかクリアしてないので!!)どれにしよう?とアンケートとったところ 獣の紋章が最多票を獲得したため、この紋章から記事を書いていくものです。 【追記】リーガンもできたよ 獣の紋章はトップバッターにするにはいささか特殊な来歴の紋章ですが、アルカナの意味するところは作中でたいへん明確に示されているので、 書くことめっちゃあります。 一番書くこと多いんじゃないのかこれ 対応するアルカナは 悪魔、 対応するキャラは マリアンヌ=フォン=エドマンドです。 物静かな彼女のどこが「悪魔」なのでしょう?• 「悪魔」の元型 まず「獣の紋章」と対応する「悪魔」のアルカナのカードの 中心的意味を拾ってみましょう。 ウェイト版の絵がグーグル先生に「コラ!裸の画像は貼っちゃダメですよ!」て怒られたかもしれないので版変えて失礼します カードに象徴として書いてあるモチーフは、 「逆五芒星」をもつ 「半人半山羊の悪魔」が 「なんか片手を挙げてる」、 「人間の男女」は 「首輪と鎖」がついているが 「手足は自由」で、 「獣の耳としっぽ」が生えている、です。 タロット大アルカナでは「死神」と争う 怖いカードですが、このカードは何を警告しているのでしょう? 「悪魔」のアルカナが中心的に表すのは、 「現実を直視せず偽物のカミサマを妄信し、 みずからすすんで自由を売り渡す」 という精神状態です。 つまり「悪魔」のカードが示すのは悪魔そのものではなく、悪魔に囚われる 人間の問題の方です。 マリアンヌはこのカードの人間のほうです。 獣の紋章は怖い悪魔のほうだと世間では(そしてマリアンヌは)思ってるみたいですけど。 なんとなくわかったけど、はっきり「ああ~」納得するのはちょっとむずかしい概念ですね。 それでは、作中でどのように描かれたかをふりかえっていきましょう。 マリアンヌで描かれた 「悪魔」のカードの意味の大事なところは赤字で示していきます。 テストに出ます。 確かに「悪魔」っつったら忌まわしいし関わってもいいことないでしょうね。 しかしこの「関わると不幸になる」「忌まわしい」という紋章の性質はリンハルト支援や彼女の外伝で「人間たちがそう 言っているだけで、そういう事実はない、 ただの思い込みの偏見」であると否定されます。 現実にも、「悪魔」のカードに描かれているようなキリスト教でいう悪魔というのは実際に「いる」というよりも、欲望やあれやこれやに負ける 弱い人間の心が呼び寄せてしまうものとされます。 仏教における悪魔、マーラもこれと同様です。 「悪魔」は実際には「いません」。 ではマリアンヌは、人間はなぜ、何に悪魔を見てしまうのでしょうか? 囚われの令嬢 マリアンヌの支援では、たびたび 「養父から修道院から出ないように言われている」という旨が示されます。 いい婿と結婚させる用のキャリアのために親の意向で士官学校に入れられたのは他にベルナデッタ(まあこいつは外に出す方が大変ですが…)やメルセデスもいますし、他にも 「不用意に外出して危険な目に遭んじゃない」と親や保護者が言ってもおかしくない令息・令嬢(たとえば親が権威主義的でうるさいローレンツ、野生児だが人質として命を守るべきペトラ)には事欠かないはずですが、そういう話が出るのはマリアンヌだけです。 みんな自由だー! 悪魔のアルカナは 「囚われの身」を意味します。 カードの中で人は悪魔の鎖につながれています。 つまりここではマリアンヌにとって 養父エドマンド辺境伯がカードに描かれた 悪魔のように強大で権力をもった存在であるということです。 実際、支援会話の中で彼女が養父を「自分とは正反対」で"強い"人間であると言っているシーンが多く出てきます。 ただし重要なのは、カードに描かれた男女の人間が首輪と鎖はつけられていても、 手足は全然戒められていないというところです。 そこには物理的に動けない状態である「吊られた男」の囚われとは違う意味があります。 レオニーとの支援でも「(修道院から外出したって、養父には)そんなのわかりゃしないって」と言われている通り、マリアンヌにはきつい監視がつけられているわけでも、実際にひどい罰を下されたわけでもありません。 嫌いではない級友に外に誘われ、 現実的にはなんの枷もなくても、マリアンヌは「養父に言われている」と断ります。 マリアンヌが囚われの令嬢なのは強い 外因からではなく、 ただ自分が心から外に出ようとしないからだということです。 強大でときに邪知暴虐みたいに思われている養父エドマンド伯ですが、やり手の政治家である彼が多額のカネとともに大修道院に特に頼んだのは「マリアンヌの紋章を調べないこと」 だけであり、それは世間体を考えれば当然のことで、本気でマリアンヌの行動を制限してどうしても縁談カードとして利用したいと思うならば彼にはもっとなんでもできたはずです。 エドマンド伯はメルセデスの養父があの手この手で圧力をかけて教会からメルセデスを引き取ったようには 強硬に義娘をモノとして利用しようとはしていません。 事実、マリアンヌは多くのエンディングで養父に才覚を認められて 縁談カードとしてではなく領主としての再教育を受けています。 同盟ルートのエンディング絵の諸侯の中にもマリアンヌらしき姿がみとめられることからも、これはマリアンヌの基本の進路です。 でも才覚を認められたといったって、マリアンヌにはたとえばクロードやリンハルトのような 人並外れた賢さがあるわけではありません。 つまりエドマンド伯は 「おっこいつなかなかやる気あるみたいじゃん」くらいでマリアンヌのことを認めてくれたということで、 マリアンヌは養父を必要以上に恐れ、過剰に服従ポーズをとっていることになります。 「悪魔」アルカナの表す「囚われの身」とはそういう、 ない檻を勝手に見ているという意味でのものです。 ではなぜマリアンヌはそんなシリアスなギャグみたいな 初手ジャンピング土下座をしてしまっているのでしょうか? どうせ何もできない 第一部のマリアンヌが養父の強大さを過剰に恐れ、完全服従し、なにごとにも自発的やる気を見せない理由は、現代的には 学習性無力感とよばれるものです。 漫画『マギ』に登場する奴隷の少女モルジアナさんについてのエピソードでも出てくる有名な例なのですが、 サーカスの象さんはなぜ人間たちを振り払って逃げ出さないのか? という問題の答えが学習性無力感です。 モルジアナさんはヒトより圧倒的に優れた身体能力をもった種族として力をふるっているにもかかわらず、自分よりぜんぜん弱い横柄な主人に従っていました。 象さんは仔象のときに重い鉄球をつけて不自由に育てられると、「暴れても無駄」「逃げられない」という経験を重ねて人間に対する 自分の無力さを世界の法則として学習する、その結果大人の象の力を手に入れても「自由に動けるわけない」というのが象さんの中では常識になるのです。 人間はこのお話の象さんを客観的に見て「ばかだなあ」ぐらいに思えますが、この学習性無力感はばかなものでもなんでもなく、我々の生活のいたるところに入り込んでいます。 たとえば、「無力感」とは少し違いますが我々は 「スイッチ」みたいなでっぱりを見て 「押してもへこまない(光ったりもしない)」場合 「これは動作するなんかのスイッチじゃないんだな」と判断するでしょう。 これは「押したらへこむスイッチで何かが操作できる」「押してもへこまないものを押しても何も起こらない」という無数の「学習」によって獲得された感覚です。 この感覚は正しい学習でしたが、マリアンヌの学習性無力感もしくみとしては同じように 「自分が動いてもいいことは起こらないんだな」としっかり学習してしまった状態だといえるのです。 マリアンヌの少女期までの人生は、小領主の娘として愛する父母と暮らしながらも、父と自分には世間では忌み嫌われる紋章が宿っていると教えられ、それに難癖をつけてくる人間も何人もいたという、 不自由があるわけではないのに暗いものでした。 人生には不運や悪いできごとくらい誰にだって起こるのですが、世間の目に苛まれ、隠しながら、マリアンヌと父は不幸がおこるたびに「自分の紋章のせいで…」と落ち込んできました。 人生が全体的に幸運か不運かというのは、よほど極端でなければほぼ本人の受け取り方の問題です。 「俺は運が強くて」と言っている人はとびぬけて運がいいのではなく、めぐってきた運をつかまえるやる気が高いだけであることが多いのです。 情報収集でも「これはこうなのだ」という 固定観念があるとそれを強化する情報ばかり入ってきてしまうように、マリアンヌは「自分の紋章は忌まわしく不幸を呼ぶのだ」という強力な結論ありきでものごとを解釈し、学習を重ねてしまいました。 しかも悪いことに、実際に父母が失踪してしまった。 もう絶対自分の紋章が不幸を呼ぶという統計結果が出てしまった状態です(マリアンヌの中では)。 マリアンヌと先生の支援会話は 「祈りの内容に対して言葉を濁すマリアンヌ」に始まり 「何を祈っていたのか告白するマリアンヌ」のシーンに終わります。 「信仰」というのは各人にとってじつに多様な意味をもつものですが、アッシュとの支援会話や落とし物、本人の告白からみるにマリアンヌにとっての信仰とは 懺悔であり、もっというと「なるべくすみやかに安らかに主の御許に召されたい」というぶっちゃけ 「もう死にたい…」「楽になりたい…」といった 願いのはけ口だったのです。 これじゃ。 下部中央に「クロスした二本の鍵」すなわち地上と天上に通ずるローマ教皇の権能をあらわす聖ペテロの鍵があるので、これは「女教皇」とかとちがってガチの正式な信仰、 ちゃんとした精神修養をさずけてくれる導き手としての宗教や哲学をあらわします。 わかります? 「悪魔」も同じポーズをして、 同じように小さな二人の人間を両側に連れているんですよね。 「悪魔」と「法王」なんて正反対すぎるものが構図を似せられているのは一見するとおかしなことなのですが、考えてもみてください。 現代においても スピリチュアル系を模した「この教えを信じれば幸せになれるよ」という詐欺はたくさんあり、精神的に不安定な人をいまも食い物にしています。 傷つき、何もかも信じられず、心のやすらぎを求める人にとっては 「教えにすがって、自分の生活のつらいことを考えずにすむ」という意味で伝統宗教もカルトも高価な壺もネトウヨ思想も資本主義も同じようなもので、 「自分を導いてくれる偽物のかみさま」なのです。 自分の送っている人生が苦痛である人にとって「かみさま」はどのみち鎮痛剤、モルヒネとして作用してくれます。 でもマリアンヌが 「早く苦痛に満ちた自分の人生から 逃げて楽になりたい」とだけ祈って死ぬことをソティスは喜ばないでしょう。 ほんものの信仰とは少なくともそういうものではありません。 しかし、祈る姿と一心さは、どちらなのか一見区別がつきません。 卑屈という傲慢 それでは、マリアンヌが「私なんて」「早く消えてなくなりたい」と思っていることは、 不安定な人間が「悪魔」にすがってしまうことは、単に「マリアンヌがかわいそうで不幸せ」 だけで終わる話なのでしょうか? そうではありません。 レオニーくん 特にマリアンヌの 卑屈のやりすぎぶりが描かれるのがレオニーとの支援会話ですが、レオニーが明るく簡潔に手伝いを頼んでいるのに、マリアンヌはどこまでも 「私なんて」「私なんかが」「何をやってもダメ」と言い連ねます。 効率主義者のレオニーでなくてもうんざりします。 何言ってんのかまったくわかりません。 「自分は何をしてもダメな底辺のゴミで、許されない」という断定は ある種の安心です。 何をしてもダメなら何もしなくても同じだし、 ずっと許されないのだからずっと「ごめんなさい」だけ言ってればいいからです。 それで自分をもののわかった人間のように思えるからです。 しかしマリアンヌの「自分は何をしてもダメで」「ごめんなさいごめんなさい」が仲間としてのレオニーの頼みを不条理に拒否するものであるように、卑屈な人間は本人が不幸なだけでなく 実は無駄な迷惑をふりまきます。 レオニーさんは仕事を手伝ってくれっていう正当な頼みを言いにきただけの級友であって、マリアンヌの懺悔を聞きにきたプロの司祭なんかではありません。 それなのにレオニーに カウンセリングを押しつけるかたちで卑屈な自己評価トークを爆発させるマリアンヌは自分のつらさのことしか見えておらず、 自己中心的であるということです。 「悪魔」のカードはそういった 自分ばかりがラクな視野狭窄に甘んじる傲慢さを表しています。 フェルディナントくん このマリアンヌの「悪魔」の傲慢な思考停止はフェルディナントにもああだこうだうるさく言われます。 見てください、この開き直った陰キャぶりを。 マリアンヌも、恵まれた貴族として自分は無責任な傲慢人間かもしれないことはうすうすわかっています。 けれども、無力感を学習しているので、どうしたらいいか周りから言われたって皆目ピンとこない。 これはメットライフ生命かどっかの営業員さんで実際に統計をとって研究されたことなのですが、就職試験で落ちるはずだったのを受からせてみた 楽観的な性格の営業員さんたちはふつうに受かっていた悲観的な営業員さんたちの集合よりも 離職率が低く成績もよかったんですって。 たしかに生命保険の営業という「Noと言われるのが普通」みたいな仕事って悲観ぎみの人間からするとめっちゃストレスフルですし学習性無力感モノですよね。 当方は絶対やりたくないですよ。 尊敬します。 このことの分析として、悲観的な人間は「私の性格に問題があるんだ」「こんな私が何をやってもだめなんだ」と 失敗の理由を「自分の存在」に結びつけてしまい、 自己否定におちいってしまうのだということです。 「私には忌まわしい紋章があるから…」です。 「自分の存在」の本質は変えようがないし具体的でもないので、さきほどの「『悪魔』の傲慢な思考停止」のとおり そのまま改善に向かうことなく、ただただストレスが悲観的な人をさいなみます。 では楽観的な人間はどうかというと、「たまたま機嫌が悪い日だったのかな」「〇〇って言い方をしたのがまずかったのかな」と、失敗を「自分」の敗北だとはとらえず「やり方」の敗北だと考えるのです。 「やり方」は自分ではないので自己否定感はありませんし、小分けにしていくらでも変えようがありますから、分析していろいろ試しているあいだに いずれ勝てるでしょう。 これはまさにいろんな人に突進しては否定され、いちいち真に受けるがあきらめず、ふるまいを改めてトライアンドエラーしまくるフェルディナントの姿です。 これは彼の キッホルの紋章=「正義」のアルカナの意味にも通じています。 つまり「悪魔」の呪縛状態というのは、 悲観や自己憐憫の苦痛に囚われることで 自分の現実を直視し自分の責任で改善していくことからは逃げていることです。 そのつもりがなくても、「私ってこんなにダメ」ということばかりを嘆いてぜんぜん改善しないのは 甘えであり 怠惰であり、しかもその嘆きは悲劇に 「酔ってる」という言葉が示すとおりアルコールや麻薬のような中毒性のある一種の 快感でさえあります。 「悪魔」のカードには 「欲望」という意味もありますが、その欲望はエネルギッシュなものではなく、人間の 何かに支配されていたいという欲望、 見なくてはならないものから逃げるための欲望のことです。 無軌道の獣 ところで「欲望」のことを、タロットというかキリスト教的世界観では 「獣性」、つまり四つ足とかの動物のかたちであらわします。 知性や理性とは人間のものであり、自然の獣とは反対のものだというわけです。 獣の紋章が「獣」なのは、英雄モーリスが魔獣化してしまった事実だけでなく、 「悪魔」カードに描かれた 「獣性」にもかかわりがあります。 「悪魔」カードに描かれた人間の男女は服を着ておらず、 獣の耳とかしっぽが生えてリラ~ックスしています。 これは人間が 人間らしい理性の光を捨てて野の獣になろうとしているところだと示しています。 日本の昔話じゃ狐女房とか鶴女房とかそんなん日常茶飯事ですが、ダーウィンの進化論があんだけ叩かれたキリスト教世界ですからこれはかなりヤバいおおごとです。 俺は人間をやめるぞジョジョーッ 先述のフェルディナントがもっていたような 問題解決力、自分の運命をかきわけて進んでいく力こそが人間の理性であり、 理性と責任を自ら放棄しようとする「悪魔」状態の人間は人間をやめようとしているのです。 こういった「獣性」との付き合い方の意味で獣の紋章の「悪魔」アルカナは ブレーダッドの紋章(ディミトリ)の 「力」アルカナとよく似たテーマを扱っており、案の定彼らには支援会話があると小耳にはさみました。 青獅子の学級もプレイしたらそれについても追記したいところです。 ただ、よく言えばこういう「獣」に寄ってしまう 「心の弱さ」をよく知っているマリアンヌのような人間は、つねに理性的で強くはあれない やわらかな心や、 臆病な動植物たちの心に近しいといえます。 これと似たキャラクター造形はアニメ 『少女革命ウテナ』のヒロインである 姫宮アンシーにもみられます。 アンシーは少女の心の奥深くで眠る謎めいた本当の心を象徴するキャラクターで、 友達は作らず、気難しい植物である薔薇の世話や、たくさんの動物たちといっしょに暮らすことを趣味としています。 このアンシーも実は自分を規定する「世界の果て」と呼ばれる心の呪縛から出ていくことができず、永遠のような苦しみを受けている「悪魔」アルカナ的な状態にありました。 彼女の「弱いほんとうの心」はいっしょにいる小さなおサル「チュチュ」に象徴され、彼女は人語を話さないチュチュと会話することができます。 マリアンヌも 「整理整頓が苦手」という、 キャラの味付けにしてはようわからん個性(しかもマヌエラ先生とじゃっかんかぶっとる)を付与されていますが、これも「悪魔」のカードの性質に関係あります。 マリアンヌはフェルディナント支援Aではおいしい料理を作れていましたが、料理だけでなく家事は、ことに部屋や物の整理整頓というのには、 明確な目的意識と 広い視野、それをもとにした 段取り力と 迷いのない実行力が必要です!! 近年「こんまり」さんの人生がときめくお片付け的なアレが世を席巻しましたが、よきお片付けのためには収納とかの前にそもそも「部屋やものをどのように使おう!」という はっきりしたビジョンが必要なのです。 マリアンヌは学習性無力感と思考停止におちいりがちで、自分の意思を決めることを放棄してきましたから、 もうまず「こういうふうにしよう」という ビジョンを描くことができません。 おまけにアッシュとの支援でも指摘されているように 上を向かずに 視野狭窄状態にあるのですから、 目の前のこと手元のことしか見えない、場当たり的になるのは当然です。 でも述べたように、アッシュは今日食べるもの明日飢えないことだけを考えていた視野の狭さから 星を見上げるように教養や理想を得て見える世界を広げた人間ですから、持てる者が下を向いていたらそりゃあ励ますでしょう。 先の見通しがない人間が目の前のものをどかしたり入れたりしても整理整頓なんてできるわけありませんよ。 これは当方の部屋のことです。 すみません。 そんな見通しのきかないマリアンヌを 偶然にも天上ウテナと同じピンク髪のヒルダちゃんが救ってくれて(当方のことも救ってほしい)ペアエンドなわけです。 このとおり、暗くて「私なんて…」みたいにしてる人間は真面目で几帳面みたいに思われがちですが、 自分がダメなことに気付いても現実と向き合って改善しないとなんの意味もないわけです。 ちなみに、ヒルダのゴネリルの紋章=「運命の輪」のアルカナも、悪魔と似てまた少し違った 「自分ががんばってもムダ」を意味するアルカナとして共通点があります。 ただヒルダには全体が見えています。 呪縛解けて前へ ハンネマンとマリアンヌとの支援では、「紋章をもって生まれたことには意味がある」「どんな紋章でも力になる」「紋章をどう使うかは本人が決めること」とハンネマンが繰り返しマリアンヌに訴えかけます。 紋章は「貴族であること」や「男性であること」や「白人であること」のように、 「何かの力をもって生まれてしまったこと」です。 この点フェルディナント支援のテーマとも似たことをリフレインしています。 「自分には意味がある」「力をもっている」「力の使い方は自分が決める」というのは一見いいことでしかないようにみえますが、それは 自分で自分のことを決定し、行動しなければならないという 新しい苦痛であり、人間の脳はとかく 現状維持 を好むものです。 たとえそれが 自己否定のどうどう巡りの現状であったとしても。 マリアンヌが「忌まわしい紋章が」「養父が」「不幸が」「私には何もなくて」という、 自分で強化してきた「世界の果て」の呪縛を越えて自由な荒野に飛び出せば、そこにあるのは絶え間ない「私はどうしたいの?」「どうすると決めるの?」「何を覚悟するの?」「どう責任をとるの?」「どうやって幸せになるの?」という意思決定の嵐です。 それは心細く、何も確かなことがなくて、すべては自分のせいかもしれず、でも、そこにしか 自分が生きているということの、自分にとっての意味はありえません。 5年後のマリアンヌは、別に誰との支援が進んでいても進んでいなくても、養父にも何も変わりがないのに、顔を上げ、前を見られるようになっています。 それは マリアンヌの呪縛の鍵はマリアンヌ自身がずっと持っていたということです。 彼女は戦争がはじまり秩序が壊れて動乱する世を見ました。 自分と同じところもあったはずのかつての級友たちが何かを選んでいくのを見ました。 長く 家畜の安寧にあって耳と目を塞いでいた彼女は、「自分も何かを成すべきなのではないか?」と、心の奥から響くか細い声をやっと聴いたのです。 人間として、立ち上がったのです。 囚われた屈辱は反撃の嚆矢だ。 「マリアンヌ」はフランス革命・フランス共和制を象徴する「自由の女神」の名とされます。 それが世界を革命する力です。

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『ファイアーエムブレム 風花雪月』英雄の遺産・神聖武器の一覧

マリアンヌ 紋章

ストーリーでは重要な意味合いを持つ要素だが、ステータス画面にはちょこっと載っているだけでなんとなく流しがちな紋章。 金鹿ルナティックを通して各紋章の効果を実感する場面もあったので、金鹿ルナ(黒鷲・青獅子ハード)での使用感も合わせてまとめてみる。 なお、エルネストの紋章(アンナが所持)などの、DLCキャラが所持する紋章・現在所持者がおらず引き継ぎ限定の紋章は対象外としているのでご了承を。 紋章の発動効果についてはの効果表より引用。 一次ソースでなく申し訳ない…。 ちなみに英雄の遺産(金枠の武器)を 紋章未所持者が装備した場合、ターン終了時に10ダメージというデメリットがある。 紋章持ちが装備したが不一致の場合や、神聖武器(銀枠の武器)であればデメリットはない。 女神の眷属 マクイルだけハブられててかわいそう。 小紋章は発動確率が半分) 紋章一致武器 セイロスの盾 さすがはセイロス教のご本尊だけあり、紋章所持者がいずれも ストーリーに深く関わる紋章。 紋章発動時の効果は戦技の威力上昇で、ダメージ+5は序盤こそありがたいものの、エーデルガルトは小紋章のため発動に期待する程度のものではない。 弓兵など、 反撃を受けない相手のHPを戦技で削る際に発動すればラッキー、という程度。 エーデルガルトは紋章の力ではなく、本人の才覚による部分で強みを発揮しているのでなくても問題ないあたり、このゲームの設定と実際の戦闘とのマッチングがよく現れている。 とても好き。 小紋章は発動確率が半分) 紋章一致武器 アッサルの槍 オハンの盾 所持者の強さの一因を 密かに担っている強い紋章。 ノーマル・ハードでは気づかなかったが。 ルナティックでは戦技を使いHPを削ることも多く、セテス・フェルディナント両者ともに「連撃」という 非常に強い戦技を習得するため、必然的に発動機会に恵まれている。 特に大紋章を所持するセテスは 頻繁にキャンセル効果が発動するので(発動しなかった場合のリカバリーまで計算できる余裕があるなら)少々無謀な状況に持ち込ませても強い。 フェルディナントは回避盾としての適性が高いため、そちらで運用する場合は効果を実感できないかも。 効果は強力の一言で、 発動しさえすればあまりダメージが出せないような両名でも思わぬダメージを叩き出してくれる。 ただ発動率は低いので、これを頼るという状況には陥りたくはないかも。 ベルナデッタは戦技「囲いの矢」「狙撃」や、スナイパーにする場合は「ハンターボレー」などに頼ることになりがちなので、力がうまく伸びたり強い騎士団が配備できるようになってから(=与ダメージがかなり大きくなれば通常攻撃を行う機会も増えるので)効果を実感するかも。 ハンネマンは…あんまり弓術に頼らないから、効果はちょっと実感しにくい。 魔法でも発動してくれるなら、リシテアと違う使い方ができる魔法アタッカーとしての活躍の道もあったのに……と思うと惜しくてならない。 小紋章は発動確率が半分) 紋章一致武器 カドゥケウスの杖 習得者はいずれも白魔法を中心に使うことになるので、目にする機会は多いだろう。 実際プレイしての印象だが、この紋章の発動を最も頻繁に目撃したと記憶している。 回復量+5という値は意外とありがたく、「リカバー」を習得しないので回復量の物足りなさを補ってくれるのは嬉しい効果。 大紋章であれば「白魔法回復+2. 5」と考えてよいので、単純に強いです。 とくにフレンはこの紋章によって ますます物理育成の道が絶たれるので、ある意味罪な紋章。 ユニット性能面でも、 青ゴリラとしての活躍に寄与してくれる存在。 フェリクス支援を思い出すと… 発動率そのものは低いが、発動時の効果は強力無比のひとこと。 だって2倍になるんだもん。 本当に引くほどのダメージが出るので、思わず笑みがこぼれてしまう。 注意すべきはアラドヴァル装備時の戦技「無惨」でも発動してしまうこと。 貴重な遺産武器が あっという間に壊れてしまうため、修復用のダークメタルの準備は忘れずに。 小紋章は発動確率が半分) 紋章一致武器 アイギスの盾 モラルタの剣 フェリクスの火力アップに確実に貢献している紋章。 戦技ではなく武器攻撃時の発動なので、とにかくよく発動する。 大紋章ずるい… 遺産武器のアイギスの盾も強いうえに「モラルタの剣」という神聖武器まで入手できるので、いたれりつくせりである。 フェリクスに篭手を装備させると、攻撃機会が2倍になるのでより紋章の力も活かせるようになるだろう。 さすがは今作屈指の強ユニット。 ソースには発動率40%とあったが、おそらく小紋章を持つシルヴァンの発動率はその半分(体感なのではっきりとしたデータはないが)。 これは下のイングリットも同様だと思われる。 破裂の槍がとにかく早期に入手可能なので、他の遺産より存在感はあるが、効果はセイロスと同じなので印象は薄い。 一撃で敵を倒すことを求められる斧装備時に発動するといい感じかも。 シルヴァンとイングリットが今作の赤緑枠だと言われるのもうなずける。 イングリットは火力不足に陥りがちなので、なにげに嬉しい紋章かも。 「氷槍」を取得後はそんなに気にならないが。 ルーン装備時に使用可能な戦技「震炎」は自身の速さによって威力が上昇するため、イングリットとの相性はとても良い。 紋章が発動すれば、もはや非力とは言わせないレベルのダメージを叩き出せる。 アンとメーチェは仲良し。 強い魔法で発動すればラッキー程度で、難易度が上がるほど無双プレイはしにくくなるので攻撃魔法の回数が心配になることは少なくなる。 よって低難度向けの紋章と言えるかもしれない。 アネットの成長次第かもしれないが、これを使う予定なら斧術スキルを所持しておきたい。 こちらは毎ターン回復しているような状況のマップも多いので、対照的に高難易度ほど有用な紋章。 リブローやリザーブで発動すると非常に嬉しい。 遺産のラフォイルの宝珠は特攻無効・必殺無効という効果なので、メルセデスが持っていてもあまり活かせないかも。 追加キャラのイエリッツァも所持している。 彼を回復役として使うことはまれだろうが、覚えておくと嬉しくなれるかも。 弓使いは「曲射」や「囲いの矢」など、かなりの頻度で戦技を使うことになるので、戦技による回復効果は地味に嬉しい。 フェイルノート装備時の「落星」は攻撃回避効果がつくので、ルナ終盤の極めて危険なボスを相手にする前に適当な相手に使用し、回避効果をあらかじめ付けておくと安全に敵のHPを削れる。 活用する場合は、「落星」で敵を残すことを意識しておこう。 誤差の範疇ではある。 所持者のヒルダも「金剛斧」など戦技に頼ることが多いので、反撃覚悟で魔獣に突っ込む場合などは便利かも。 ただ一撃で敵を倒していることが多いので、発動を見るのはスキルが揃っていない序盤が多いかも。 小紋章は発動確率が半分) 紋章一致武器 テュルソスの杖 ウコンバサラの斧 問題の紋章。 ローレンツくんに託されたはずのテュルソスの杖を、リシテアに渡した先生は数知れず。 紋章所持者であればだれでもこの恩恵にあずかれるので、他学級でもローレンツくんをスカウトして入手したいところ。 紋章自体の効果もやや強力で、追撃ができず火力が足りない場合などに嬉しい発動が起こる局面が何度かあった。 とくに大紋章持ちのリシテアは、ただでさえ高い火力をさらに上昇させるのでもう手がつけられない。 小紋章は発動確率が半分) 紋章一致武器 雷霆 効果だけ見たら最強の紋章だろう。 おそらく威力上昇量は少なめだが、手数で攻めるタイプのカトリーヌには非常に有益。 あと雷霆の2回攻撃も強いし、カトリーヌは攻撃術も得意なので相性は抜群。 ガンガン攻撃してたくさん発動させていけ。 FEというシリーズは、必ず「炎の紋章」というワードやそれを刻んだオブジェクトが登場するが、今作ではかなりうまく登場させていると思う。 エーデルガルトとの支援をすすめると、彼女も所持していることが明らかになる。 ただ紋章石がないので、天帝の剣は使用不可。 天帝の剣がそんなに強くないので、大した問題ではないかも。 効果が2つあるが、主に実感するのは前者のHP吸収能力。 所持者が両名とも前線に出ることが多いので、HPが減りがちな状況を補ってくれるという点で有用。 2つ目のキャンセル効果は だいぶ低確率に設定されているようで、金鹿ルナ攻略中に発動を実感したのは一度きりだった。 ひょっとしたら私のあずかり知らないところで発動し、戦技のダメージに貢献しているのかもしれないが。 マリアンヌの外伝で獣をいっぱい倒すと紋章の詳細が明らかになる。 効果としては魔法主体のマリアンヌと噛み合っておらず、ホーリーナイトとして運用したい場合くらいだろうか。 マリアンヌは剣と信仰が得意なので、過去作のワルキューレのように剣と回復魔法を馬上から振るうという運用を意識されている節があるが、資格と噛み合わないのでルナでは厳しいかも… そうしたところで ダメージは伸びないので、大して活躍できないというのも悲しいところ。 引き継ぎアイテムとしてはとても有用。 前衛に証を持たせてあげると火力の底上げになり、活躍に貢献してくれるだろう。

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