禍中 渦中 違い。 『コロナ化』する今日この頃…『コロナ禍』ってどう読めばよい?『コロナ禍』とは?(神田敏晶)

「コロナ禍」ってなんと読む?「コロナうず」のわけがないし…。最近のニュースにも関連する言葉です!

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コロナウイルスによって、世界は大きく変わろうとしているように見える。 しかし、世界史上、疫病はつねに人類の傍らにあり、絶えず人間を脅かすものだった。 「わざわい」の中で人々はどのように生きていたのか。 過去の人々の遺した書物を読み解くことで、現代に生きるわれわれへのヒントが見えてくるのではないだろうか。 ゲンロンカフェでは2020年4月より、下掛宝生流の能楽師である安田登と、その謡の稽古にも参加している文筆家・山本貴光の両名による連続講義を映像配信する。 は『古事記』について。 2時間半の講義で、両氏の豊かな知に裏打ちされた考察が飛び交った。 今回のイベントの模様は、Vimeoにて全篇をご覧いただける。 本記事の内容に関心を持たれた方は、からぜひ講義の全容をお楽しみいただきたい。 『平家物語』を題材にした第2回のイベントレポートはから。 (編集部) 禍の時代とは何か? 「渦」と「禍」 なぜいま『古事記』を読むのか。 それは、古代、文字が発明される以前と以後の変化の境目にある本や神話の中には、変化する以前の世界の記憶の残滓があるからだという。 そもそも、「禍」とは何か。 安田によれば、甲骨文字の「禍」の字は、占いを表す文字の周りにヒビの入った骨が配置された様子から生まれた。 禍とは、未来を見通すことができない役立たずなものとして表されているのだ。 現代使われている「禍」の字と、渦中の「渦」の字は見た目が似ていることでもわかるように本来は同じ文字だ。 禍の中にいる人々は自分のまわりで起こっていることがなんなのか、ふつうは気づかない。 漢字からみる古代の日本人の感覚 『古事記』における漢字の用法を調べていくうちに、その編集に疑問が生まれたという安田。 安田によれば、われわれの身近にある死の概念すらも、漢字が輸入される以前の日本では表せなかったのだという。 山本も、そうして漢字とともに移入された死の概念は為政者に利用されたのかもしれないと示唆した。 残されたものから残されなかったものを想像し拾い上げていく作業のおもしろさをめぐり、議論は深まっていく。 能の謡本も同様に、世阿弥当時のものは現存していないものが多いという。 能は流派によって、詠み方、演じ方に多様性があり、そこにただひとつの正しい答えはない。 じつは『古事記』も、本居宣長ら国学者によって、さまざまな「読み方」が考案されてきた。 本居宣長の読みはテクストを朗唱し、身体を通して読まれることを前提としているという。 実演された安田の迫力ある朗唱からは、安田の身体を通した文字が、空間に力強く立ち現れている様が感じられた。 緊急事態に神々はなにをしたか? 天岩戸伝説から 後半は『古事記』の具体的なエピソードから、 天岩戸 あまのいわと 伝説を取り上げた。 天照 あまてらす 大神 おおみかみ を外に出すための策略を練ったのが、多くの思慮を兼ねそなえ、はかりごとを巡らせる神・ 思金神 おもいかねのかみ である。 念には念を重ねた準備が完了し、指示に従って体中に植物を纏った 天宇受賣命 あめのうずめのみこと が奇天烈な格好で舞を舞う。 この天宇受賣命の奇天烈な格好に笑う神々の「笑う」には「咲う」の字が当てられている。 「 咲 さ く」とは「 裂 さ く」である。 花が蕾を裂いて花ひらく意味だ。 この字から、「笑う」も「割る」である。 裂いて割ることにこそ、閉塞的状況を打破する重要な鍵なのではないかと安田は指摘する。 自粛が叫ばれ、社会の閉塞感が強くなっているいまこそ、注目すべき観点といえよう。 思金神の重要性 安田は、思金神のようにただぼんやりともの思うだけの、実利的ではなく、無駄とも思えるような存在の重要性を説く。 考えることは本来、多様な観点から物事を見ることにつながっている。 いま、コロナウイルスの蔓延によって、多くの人々に思考する時間の余白が生まれたことは、かえって幸運な側面もあるのではないかと安田はいう。 安田によれば、文字とは、本来複雑な世界を単純化して表現することで、情報の伝達を「わかりやすい」ものに変える仕組みだという。 「わかること」は「分けること」、すなわち differentiation であり、これは「微分」でもある。 文字は便利な一方、その微分的な物事の考え方に引きずられると、ものごとのとらえ方が簡略的、一面的になりがちでもある。 しかしいまのように時間をかけやすい状況であれば、わからないものをわからないまま頭の片隅に置いておき、発酵するのを待てるのではないか。 ここで山本から、数学者が着想を得るために、課題を「頭の片隅においておく」ことが紹介された。 変化は見えづらいが、確実に起こっている。 渦中にいながら、そこから距離をとってものを見るためには、古典のエッセンスが力になるのではないか。 安田は、言語をわがものとするための方法論として、『古事記』を朗唱など複数のアプローチを紹介した。 今後の連続講義でも、古典の本質へ迫るため、たんにテクストを追うだけでない「読み方」が紹介されていく予定だ。 (清水香央理).

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コロナ禍の読み方は?鍋(なべ)、渦(うずにしめすへん)?と読めない人が続出!意味と使い方、影響を調べました!

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神奈川県立武道館に設置された避難所用の間仕切り。 緊急事態宣言で営業を自粛したネットカフェに寝泊まりしていた人たちを6日まで受け入れていた(横浜市港北区、県提供) 今年3月11日未明、北海道東部の標茶(しべちゃ)町を大雨が襲った。 町は早朝、1192世帯に出した避難勧告をすぐに避難指示(緊急)に切り替えた。 当時は道独自の緊急事態宣言下。 密集を避けるため、町の体育館の避難所の床にテープを貼り、1人あたりのスペースを2メートル四方に区切った。 体育館の床面積は約1千平方メートルで、地域防災計画では500人収容とされていたが、避難者が200人を超えると満杯に。 町は計3カ所に避難所を開設して対応したが、担当者は「町の広範囲が被災し、避難所の開設が長期間になると対応は難しくなる」と話す。 感染者は「一般の避難所に滞在することは適当ではない」とした。 宿泊施設の業界団体には、避難者を受け入れられるホテルや旅館のリスト作りも頼んだ。 5月に入り、千葉県や茨城県で最大震度4の地震が相次ぐ。 さらに奄美や沖縄が梅雨入りする中、自治体側も備えを進めている。 2017年の九州北部豪雨で被災した福岡県朝倉市は4月、避難所の1人あたりのスペースを従来の4・7倍に広げることにした。 これで半径1・5メートル以内に他の避難者がいなくなるという。 南海トラフ地震で大きな被害が想定される徳島県は4月21日、「サブ避難所」として、消防団の詰め所や民間の事業所を活用する方針をまとめた。 政府の指針に合わせた形で、支援物資の分配や情報伝達の方法も市町村に検討を求めている。 担当者は「防ぎ得た死をなくすため、できることから対策を進めたい」と話す。 宮城県気仙沼市は台風接近時などに事前に開く指定避難所を、12施設から25施設に増やす。 神奈川県は避難所の間仕切りを導入。 市町村に貸し出せる態勢を整えた。 大河川が南北を貫く東京都江戸川区は、災害時は区外に避難する広域避難計画を周辺4区と策定している。 担当者は「計画では、知人宅や宿泊施設などの避難先を自分で確保するよう求めている。 密集を避けられるため、新型コロナの感染拡大の中でも同じ」と話す。 災害の規模にもよるが、自宅の上層階で過ごしてもらうなど「在宅」避難も促していく方針だ。 ボランティア自粛も 新型コロナ禍での災害を危惧するのは自治体だけではない。 昨年10月の台風19号で、千曲川が氾濫(はんらん)して浸水した長野市長沼地区。 4月初めまでボランティアたちが土砂の撤去や配食支援などにあたっていたが、一部の住民から感染拡大を懸念する声が寄せられた。 長野県災害時支援ネットワークは、ボランティア活動の「自粛」を要請した。 担当者は「申し訳ない気持ちでいっぱい」と話す。 同様に被災した宮城県丸森町も中心部などに土砂が残るが、町は2月末から町外からのボランティアの受け入れをやめた。 今後は町民有志などが頼りだという。 NPO法人「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク」や全国社会福祉協議会(全社協)などの担当者は、今後の対応をオンライン上で協議。 5月中に、新型コロナ禍での災害ボランティアの指針をまとめる予定だ。 全社協の高橋良太全国ボランティア・市民活動振興センター長は「ボランティアをしたい人と被災地の住民の意思を、はかりにかけないといけない」と悩む。 被災地に医療支援に入る災害派遣医療チーム(DMAT)の活動も見通せない。 医師や看護師ら4人1組で1チームを組むのが基本だが、厚生労働省の事務局担当者は「医療従事者は新型コロナの対応にあたっている。 災害時、どれだけDMATを出せるかはわからない」と話す。 「できる対策は同じ」 「できる対策は同じ。 密集を避け、マスク着用や手洗いを徹底することが基本」。 2011年の東日本大震災と16年の熊本地震の避難所を回った東北大学病院の徳田浩一・感染管理室長は、新型コロナ禍で災害が起きた場合の対応をそう話す。 「避難所では健康管理が重要。 体調不良を訴えることに後ろめたさを感じさせない雰囲気作りが、感染症の拡大防止や健康維持につながる」とも指摘する。 昨年の台風19号で被災した住宅から泥をかき出す人たち。 「初期は多くの人が同じトイレを使うのに清掃できないなど、衛生管理が行き届かない」と徳田室長。 避難者で協力して清掃などにあたることが求められるという。 ボランティア活動でも、人の移動を抑制することが大切になる。 「都道府県や市町村など一定の地域内に限って募ることも考えないといけない」と話している。 「避難所崩壊」 の懸念も 避難所での感染拡大を防ぐため、事前に準備しておくことは何なのか。 「人と防災未来センター」(神戸市)の高岡誠子研究員が、避難所運営に当たる自治体向けのチェックリストをまとめ、公表した。 リストは、衛生用品の調達から避難所閉鎖時の対応まで8項目で構成。 その中の確認事項を一つずつ満たすことで、クラスター(感染者集団)の発生を防ぐ避難所運営体制を作れるようにしている。 具体的には、用意する衛生用品の種類をはじめ、密閉・密集・密接の「3密」や感染者との接触を防ぐ避難所の区域分けの仕方、症状のある避難者との接し方、業務に当たった職員の相談体制の構築を確認事項として列挙している。 さらに、住民に対し感染を恐れて避難をためらわないよう「避難最優先」を呼びかけることや、濃厚接触者を追跡可能にするため避難者名簿に避難者の連絡先を記録すること、感染が確認されて自宅で療養中の住民の避難先として、ホテルや旅館などを確保しておくことも挙げている。 高岡さんは「避難所でクラスターが発生すれば『避難所崩壊』が起き、地域の『医療崩壊』につながる。 それを防ぐため、今から全庁体制で事前準備を始めることが必要だ」と話す。 チェックリストは同センターのホームページ()で確認できる。 (千種辰弥) 感染症予防のために準備しておく備品 ・マスク、消毒液、体温計 ・使い捨てビニール手袋や簡易トイレ(多くの人が触る部分に直接触れないため) ・使い捨てビニールエプロンやゴミ袋(避難所運営に携わる際に必要) (松尾一郎・東京大客員教授らによる).

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コロナ禍に大災害が襲ったら 避難所は、ボランティアは [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

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よろこばしくない事柄。 不幸をひきおこす原因。 と出てきました。 「コロナ禍」というのはどうやら漢字の意味そのままのようで、【 コロナによるわざわい】という解釈でよさそうです。 訓読みの「禍々しい禍(まがまがしいわざわい)」がまさにその通りという感じですね。 (当たり前っちゃ当たり前なんですけど。 笑) 「新型コロナ禍」 「コロナウイルス禍」 「新型コロナウイルス感染症禍」 など似たり寄ったりなワードを見かけますが、いずれも新型コロナウイルス(COVID-19)のことですので意味としては一緒ですよね。 ちなみに 「禍」と「災い」、どちらも「わざわい」と読みますが、この2つには差があるのでしょうか? どうやら、 【渦(うず・か)】 渦(うず):勢いよく流れる水(液体)の表面にできる、螺旋 らせん 状に巻き込んだ流れ。 また、それに形が似たもの。 渦(か):水がうずをまいて流れる。 また、うずをまいている形。 うずまき。 渦を使った単語には、「渦中」や「戦渦」といった単語があります。 世界中がコロナウイルスによる混乱に巻き込まれている現状は、「コロナ渦」と表現しても意味的におかしくはありませんよね。 「コロナ禍」の方がよく見かける辺り最初は誤用だったのかな?とも思いますが、認められて使われている部分もあるように思います。 読み方としてはこちらも「ころなか」になるんでしょうかね? ちなみに「 コロナ鍋(なべ)」という言葉もちらほら。 こちらも検索してみましたが、どうやら誤用かな?という印象でした。 笑 コロナウイルスに関しては聞き慣れない単語も多いので戸惑ってしまいますね。 コロナ禍とは? 今回「コロナ禍」という単語を調べてみてすっきりしました! 「ころなうず」だと思っていたでの中々あれなのですが、1つ賢くなりましたね。 笑 とにもかくにも世界中に広まる「コロナ禍」、早く終息することを願うばかりです。

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